高野龍神スカイライン・護摩壇山スカイタワーの紅葉

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護摩壇山(ごまだんざん、ごまだんやま)は、紀伊山地の和歌山県と奈良県の県境付近(和歌山県田辺市龍神村)にある山。標高は1,372mである。

落ち延びた平維盛が、高野山を経て逃れてきた時に平家の命運を占うため、ここで護摩を焚いたとの言い伝えからこの名が付いた。

和歌山県の最高峰であると言われてきたが、国土地理院が2000年に護摩壇山の東方約700mの峰の方が10m高い(1,382m)ことを確認し、和歌山県の最高標高地点となるこの峰は「龍神岳」と命名されたいずれにせよ、和歌山県で最も標高の高い一帯であることには変わりなく、周囲は四方八方同じような1,000m級の山々に囲まれている。

高野龍神スカイライン(国道371号)により山頂近くまで車で行くことができるが(バスも通っている)、南国の和歌山県にあって冬季は常時積雪がありチェーン着用および二輪通行禁止の通行制限がなされる。バス停留所の付近には駐車場があり、また土産物屋とともにごまさんスカイタワーという展望塔があり、天気さえ良ければ遠くまで紀伊山地の山々を眺めることが可能で、さらには紀伊水道も望める。さらにそこからはブナ林の間の整備された遊歩道を辿ってすぐに山頂まで歩くことが可能である。なお、かつては標高1,000m以上に広くブナ林があったが、スカイライン周辺から枯死が広がっており、現在ではごく一部が残っているのみである。

高野龍神スカイライン(こうやりゅうじんスカイライン)は、起点を和歌山県伊都郡高野町奥の院交差点、終点を田辺市龍神村(旧・日高郡龍神村)とする延長42.7km 全線2車線のスカイライン。 和歌山県と奈良県の県境の1000メートル級の尾根に沿って延び、護摩壇山の近くを通る。

1980年(昭和55年)7月21日、和歌山県道路公社が管理する一般有料道路として供用開始。有料道路時代は、一部が奈良県にもまたがっていて、一般国道にもかかわらずなぜか日本道路公団が管理せず、奈良県にまたがる部分も含めて和歌山県道路公社が管理していた。2003年(平成15年)10月1日に和歌山県が道路公社の債務残額を一括返済し、一般国道371号の一部として無料開放された。その背景としては、開通から一度も黒字化せず、その目処も立たなかったということも挙げられるが、来たる『紀伊山地の霊場と参詣道』の世界文化遺産登録に備えて、観光客、観光バスが自由に往来できる無料道路を確保するという理由が主たるものである。

景観は優れており、幾重にもカーブが折り重なることから、2003年の無料開放後はドライブ・ツーリングの名所として、交通量は増大した。特に紅葉のシーズンには観光客で溢れ、車が数珠繋ぎとなる。年々、バイクの自損事故も増えており、ライダー、ドライバー共々注意が必要である。また、スカイライン区間内にはガソリンスタンドが一つも無い。さらに標高が1000m以上と高いこともあって、冬には根雪がある上、路面凍結が多発するためタイヤチェーン着用の冬季通行規制(バイクは通行止となる)が行われるので、注意が必要である。又、高野山付近及び龍神温泉付近を除きほぼ全線にわたり携帯電話での通話は困難であるため事故発生時には救護に時間を要する。